犬猫の健康管理

犬の健康

大事に育てるには

1.まず第一に混合ワクチン

ワクチンの種類は、2種・5種・6種・7種・8種・9種があります。病院または地域によっては推奨するワクチンのタイプが異なることがありますので、その地域の病院に相談してみるのがよいでしょう。ワクチン接種の時期は、仔犬の場合は、約2ヵ月目で第1回目を行います。第2回目や第3回目に関しては、約1ヵ月ごとに追加接種を行います。その後は、1年に1回の追加接種を行ってあげるのがよいでしょう。

2.次にフィラリア予防

フィラリア症は、蚊によって伝播させるヒモ状の寄生虫です。フィラリアの成虫は、心臓や肺の血管に寄生しますので、血液の循環が悪くなってしまい、いろいろな臓器に障害をきたし、最終的には死に至る恐い病気です。この病気は蚊の出ている時期に予防をします。蚊の出ている時期は、地域によっても周囲の環境によっても変わりますので、その地域の病院で相談してみる方がいいでしょう。フィラリア予防は錠剤・チュアブル・粉薬・注射・スポットタイプなどがありますので、飲みやすいタイプを選んであげてください。

要注意!蚊の出ている春~夏~秋を過ごした犬は必ず春に血液検査をしてから、フィラリア予防を開始することをオススメします。

 

3.狂犬病予防注射

狂犬病予防注射は、狂犬病予防法で義務付けられています。犬を飼い始めてから30日以内か、生後4~5ヵ月以内に1回、その後は毎年1回注射を受けなければなりません。

 4.ノミ・ダニの予防

ノミやダニは、5月~10月くらいまで活動しますので、ノミやダニが発生する以前に予防をしましょう。ノミやダニは体に寄生し、吸血するだけではありません。

ノミはノミアレルギーを起こしたり、瓜実条虫を伝播したりします。ダニは、ダニアレルギーを起こしたり、バベシア症などの恐い病気を伝播します。この様な病気を 防ぐ意味でも、ノミ・ダニの予防はしておいた方がよいでしょう。

予防の方法

スプレー式の即効型の物や、飲み薬や首~背中にかけて薬を塗布するスポット式の長期持続型の物がありますので、動物病院で相談して、その子に合った物を選んであげましょう。

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